お肌のお手入れ法
肌が暴れないように、なるべくシンプルなお手入れ方法で過ごしていましたが、ある時の炎症悪化がきっかけで皮膚科で治療せざるをえなくなったことがあり、その皮膚科で教えてもらった方法がとてもよかったのでご紹介したいと思います。
まずは洗顔からです。
実は、アトピーだとバリア機能がなくなるし、刺激にもなると思ってお湯で洗うのが一番と思っていました。しかし、肌表面のアトピーの原因となる黄色ブドウ球菌を殺菌するためにも、石鹸で優しく洗うほうが良かったみたいです。
炎症悪化のきっかけとなった、自爆した時のてん末の詳細は長いのですが、アメブロに綴っております。。。
この時もつらかったけど、何事も、気付きと学びがあるものです。15年ぶりの皮膚科で、新たな発見がいくつかあって、久しぶりの皮膚科の体験はよかったと思っています。
この洗顔方法を教えてもらったときは、顔の炎症が凄すぎて(会社で仕事しながらマスクしてましたが、アゴからリンパ液が垂れてくるほど)、その時は弱めの抗アレルギー剤を飲んでいました。それからツムラの漢方も。
皮膚科は、3軒通ってやっと見つけた、信頼のおける皮膚科の先生です。
カラダの炎症を抑えるクスリは、顔とは別の調合の塗り薬でしたが、ステロイドが入っていないものです。(今回は顔の塗り薬を公開)ステロイドではないので、すぐには良くなりませんが必ずよくなります(ただしこの時は治療のため抗アレルギー剤を飲んでいて、約3ヶ月で一旦普通の肌に戻りました)、わたしには合いました。
その皮膚科というのがつつみ皮膚科(東京都板橋区)さん。
こちらの医院で、顔もカラダもひどくて途方にくれていた時に、サポートしてくださった看護師さんが、ご自身とお子さんの親子でアトピーで大変だったけど、このクスリを使用して、少し時間はかかったけど良くなったわよと教えてくれたときは、希望がわきました。(涙)
その看護師さんの肌はアトピーとわからないくらい健康的な肌でした。
私は、3ヶ月治療のコチラの皮膚科の診察を受け終わって、ほぼ見た目普通の肌に戻ってからも(クスリも飲むのはやめています)、夜はこの方法で洗顔しています。朝は、ぬるま湯のみにしています。
洗顔
下記の「ネット」と「石鹸」を使用します。

この、コンテスの石鹸をネットでよーく泡立ます。この石鹸も、皮膚科で、まずサンプルで試してみて大丈夫そうだったらこの石鹸で、と言われて使用してみたトコロとても良かったので、ずーっと買いだめして使っています。
野球ボールくらいのボリュームくらいになるまで泡をしっかりと泡立てて、逆さにしても落ちないくらいのキメの細かさと硬さにする。
できた泡で洗顔する。肌には泡だけで優しくふわふわと洗い、手ではこすらないように。
ぬるま湯で、しっかり洗い流す。
タオルを顔にあてて、水分はやさしく吸い取る。です。
アイメイクリムーバー
それから、アイメイクリムーバーで良かったものを記載します。化粧落としも慎重に選んでいるのですが。たまたま使用した、こちらのTHREEのリムーバーはトラブルなく使用でき安心してアイメイクが落とせました。化粧品のオーガニック認証済み。
THREE バランシング ポイントメイクアップ リムーバー
化粧水を染み込ませてシリコンパックでホールド
次に、水分を補給します。
皮膚科ではグリチルリチン酸というのを処方されました。それが化粧水代わりになります。これでパックします。
グリチルリチン酸が100%なのか、オリジナル配合かわかりませんが、他で買いたいといったら他では売っていないとのことでした。
グリチルリチン酸は、
・生薬の甘草(カンゾウ)などに含まれる成分
・皮膚の炎症などを抑える
という作用があります。化粧水にもよく含まれている成分です。
①グリチルリチン酸の化粧水を、パックに浸して、パックする。
コスパが良くて、使いやすいので私は無印のコチラのパックを使っています。
素材がパルプ100%(化学繊維でない)というのも、肌当たりが優しい感じがします。
②シリコンのフェイスマスク(100円ショップ)でしっかり、ホールド。
これだと、パックしながら作業できる。10分~15分位。

治った現在は、夜だけパック。調子の良い時は、やらないこともあります。
この、グリチルがなくなった時に、グリチルリチン酸入で、パラベンの入っていないパックがあったので、試してみたトコロ、アトピーの反応がでなかったので、グリチルリチン酸入り(パラベン不使用)のものは、よいかもしれません。
化粧水後につけるもの
炎症の治療中と、通常肌に戻った時につけるものが違うので、それぞれ紹介します。
顔はステロイドを使用せず治す。
治療中
私がどうしても顔には、ステロイドやその他、副作用の起きそうなクスリを使用したくなかったので、先生に相談して処方してくださったのがこちら、
・紫雲膏+プロペト(ワセリン)1:1
です。
ステロイドと違って、すぐには良くならないのですが、クスリを飲んで塗っていると、すこしづつ治ってきているなという実感がありました。
1度アゴから、リンパ液がしたたって止まらない時、どうしようと思い診察を受けにいったら、上記の軟膏の割合を変えたらキチンとと止まりました。(ちなみに、紫雲膏が固くて刺激になるので、ワセリンの配合を増やしてみてと言われ、行った)先生すごい!さすがです、ありがとうございます、止まりました!という気持ちでいっぱいになりました。
ただし、今思うと、当時は弱い薬を飲んでいたので、炎症が止まりやすかったのかもしれません。
きれいな肌に戻ったら。通常時につけているもの
保湿のためのものです。
エドガーケイシー療法 大地と光のマッサージオイル 無香料
このオイルは、マッサージオイルとして使用してもらった時に、肌が乾燥しているため、浸透がよく、「肌に、すごく吸い込んでるよ」と言われたことから、相性がよいのではと思い使い始めました。
顔にもストレスなく使用できているオイルです。
薬師堂 ソンバーユ 液状特製 (フェイス オイル) 55ml
馬油です。こちらはサラサラタイプ。夏に使用します。もちろん冬でもOKですが、冬は下記のクリームタイプのほうがしっとりします。
アレルギー体質の親戚が絶賛していたので使用をしています。
馬油が酸化しやすいので保管を20度以下にして使用しているのが良いようです。合わない方や、否定派もいるようなので、試していただくのがよいかもしれません。
ソンバーユ 無香料 75ml
私は冬に使用している、こちらのクリームタイプのほうが、同じ馬油ですが冬は保湿されるのと、肌にあっていて使い心地が良いです。
それから先日美肌テーマのClubhouseで、皮膚の移植か何かで見た目のダメージが大きかった方が馬油を塗って、見た目がもとに戻ってわからないくらいキレイになったというお話をききました。
馬油は人間の肌の組織に近いというようなことを仰っていて、グレードが様々あるようですが、その馬油は希少なタテガミの部分を使ったものだそうで、その良さを伝えたくて、会社を立ち上げた主婦の方の馬油が「サンキューバーユ」というブランドだそうです、コチラでした。
私はまだ試していませんが、良さそうでしたので紹介しておきます^^
ロクシタン シアバター


ロクシタンは、信頼する歯医者の先生に、「老人の乾燥に使用したら、すっかり良くなっていたよ」というのを聞いて、手の関節のヒビ割れてひどかったので、早速お店で、塗ってみたトコロ、今までにないしっとり感と保湿力で一瞬にして、荒れていた手がラクになりました。衝撃で、早速購入し顔にも使用しています。
看板商品なだけに、少々高価ですがキチンと高品質なので、冬の必需品となっています。
それからシアバターだけは、iHerbはオススメできません。(アトピーとか繊細な人には)。商品のクオリティが全く違いました。(ブレンドして使用するにはよいかもしれません、そのままですと固くて使い心地がよくありませんでした。)
それから、肌に使用するものとしてワセリン(石油由来)より、シアバター(由来のほうがいいと思っているエピソードあります。
私が30歳位で、脱ステを始めた時に、温泉治療に通っていた宿がありました(長野県 釜沼温泉大喜泉)。宿のご主人は、湯治宿として、重症のアトピーの人を快く受け入れていて、温泉の壁にはびっしりと100人超えの人からアトピーや皮膚病が治ったという感謝の手紙が貼ってあるような宿でした。
沢山のアトピーの人を見てきての経験則から、「ワセリンを塗っていた人は、アトピーの治りが遅い」ということを言っていました。(不透明なワセリン)
それを聞いてからは、保湿にはワセリンは使用しなくなり、なかなかよい保湿剤がなかったのですがロクシタンのシアバターはとても良かったです。
(今は紫雲膏とプロペト(ワセリン)はプロペトをシアバターに置き換えて使用しています。)
ロクシタンのシアバターの保湿力があまりに感動的だったので、友人のアトピーの子に教えたところ、その子は合わないと言っていましたので、こちらも人によって合う合わないがあるようです。
他に
私は乳液がいまいち肌に合うものがなかったのですが「シナリー」という会社の乳液はトラブルもなくとても肌がしっとりとおちついて良かったです。最強の保湿ではないのですが、結構しっとりします。ただコチラのメーカーは紹介でないと買えないのが難点。
商品の成分にとってもこだわっていて、非常に安全な製品づくりをしている会社です。

肌につけるものは、慎重になっています
さらに肌を良い状態にしてくれるような、スキンケア商品を使ってみたいのですが、合わないのが怖くて、いまのところ上記の商品に落ち着いています。
今の私は、汗をかいたほうが調子がよくなります。でも炎症の具合によっては返って汗で悪化する時もありました。そんなときはぬるま湯で絞ったタオルで拭くなど、かゆみ物質を肌から取り去る事をするとラクになりますので、おしぼり用のタオルを持ち歩いたりしています。
また、ティーツリーというアロマオイルをスプレーすると殺菌になるのでかゆみが少しおさまります。通常アロマオイルはかなり希釈して(薄めて)使用しなければいけませんが、ティーツリーは原液でも大丈夫なオイルです。
スプレーボトルにティーツリーオイルを入れて(スプレーしづらい場合は精製水と混ぜて)、タオルや布にスプレーするとよいです。

Tea Tree Therapy, ティー・ツリー・オイル、 1 fl oz (30 ml)
コチラのティツリーオイルのシリーズの軟膏が、皮膚の感染症にかかった時に使用し炎症が悪化しなかったので、効果を感じオイルもコチラをいつも買っています。 1,200円位

Tea Tree Therapy, ティーツリー アンティセプティックオイントメント(消毒軟膏)2 oz (57 g)
こちらが、以前アトピー爆発後に感染症になった際、止むおうえずステロイドを使用し、やめた後にこちらの軟膏を塗ったところ、悪化が防げたという、効果のあった商品。
消毒効果があるだけに、かなりスーっとします。 650円位
クスリを飲むとラクなんですが、長い目でみたら良くないので、腸内環境を整えたり、日々のメンテナンスを地道に行っている毎日です。
それにしても、花粉の季節や、都市の空気で、目に見えないけれど肌荒れの原因も多いので、今の季節(春)はやはり肌の調子が悪化します。目の周りなど。
以上、どなたかの参考になりましたら幸いです!