アトピーを改善する食事③ 選んでいる食材|穀物|調理機器|

穀物アトピー



穀物の選び方

穀物


の選び方。米については、アトピー体質の人には、一般的に多く流通しているコシヒカリはあまりオススメできません。理由は、モチ系の米との掛け合わせて出来た米の品種なので、アレルギーが出やすいと言われているからです。
米は美味しい品種を作るため、掛け合わせや、品種改良(遺伝子操作含む)など行われているので、できるだけ昔の品種を選ぶのが良いようです。

分かりやすい米の家系図の説明をされている【参考】岩下牧子さんのブログページ

そこでアトピーにオススメの品種としてはササニシキユキヒカリアサヒつや姫などできるだけ、モチ系の米の掛け合わせでできた品種ではないものを選ぶのがベスト。

(ちなみに最近コシヒカリは偽物が多く出回る為、コシヒカリのブランドを明確に識別できるように、新潟県がコシヒカリの品種を改めて種の操作(組み換え)をした。という情報を都内の米屋さんから聞きました。)

私は、ネットで探して見つけ、直接生産者の方からササニシキ米を購入しています。宮城県の遠藤農園さんです。お値段も良心的です。無肥料のササニシキを作り続けて19年‼自家採種です。米粉にも加工してくれます。

玄米白米
か問題。私がさまざま試して行きついた現在の食べ方

  • 玄米は消化が悪いので、よーーーく噛んで食べないとかえって消化の負担になる。
  • デトックス作用があるのか、一時ずっと玄米食にしていたがアトピーの発疹が止まらず、排毒症状がキツくて玄米はやめる。
  • 分づき米などに変えて、玄米の割合を減らし、浸水時間を長くして、ゆっくり炊いてご飯を作る。
  • 白米で炊く時は必ず、小豆を入れ、他にも麦か、雑穀も入れて米を炊く。
  • 玄米で食べたい時は、酵素玄米(玄米と小豆を炊いて3日位炊飯器で寝かせてから食べると消化しやすく美味しく食べられる)にして食べるが、長くは続けない。

という様々な自分実験の末、今は5分づき米に、麦と小豆を入れて、食べています。

小麦粉
私の場合、血液検査ではそんなにアレルギー反応は出なかったのですが、やはりアトピー悪化させる原因となる要因があるので、できるだけ摂りません。
輸入小麦に関しては、特に残留農薬の問題や、小麦の遺伝子操作によるグルテンの質と量の変化で(昔から人類に欠かせない食材のため、人が扱いやすくするために長い歴史の過程で品種改良が行われてきて、アレルギーがおきやすい不自然な形になっている)、アレルギーが起きやすいと考えています。

それでも、パスタが食べたくなる時の救世主、このキビ100%麺がパスタっぽくて美味しかったです。

パスタの代用麺で美味しくてお気に入り「きび100%めん」パスタと同じように食べられて、胃にもたれません!

こちらはラーメンです。少し小麦が入ってますが雑穀がいろいろはいっています。「雑穀系のらーめん」なるべく麺を少なく食べたいので、半分麺の代わりに、「切り干し大根」とか、「もずく」を入れたりするときもあります。

小麦に代わるものとして使用しているもの

そば粉
そばは栄養豊富で、必須アミノ酸やタンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維も多く含みます。少量で腹持ちもします。

パンケーキやお菓子作りの際の粉として使用します。そば粉だけだと味がイマイチの場合もあるので、アーモンドパウダーも混ぜながら使用しています。

そば好きの友人トモコさんが出版されたそば粉スイーツの本。そば狂だけあって、どのお菓子も、とっても美味しくて、そば粉のイメージが変わります。

オートミール
は糖質が低くグルテンフリー、ビタミン、鉄、カルシウも米より多く含まれており、食物繊維も豊富、という事で、小麦代わりに粉砕して使用します

アトピーさんには米よりも体質に合った穀物です。(小麦とは成分が違うのですが、麦系という事で敏感な小麦アレルギーの方は反応が出る場合もあるようです、人によっては要注意

アトピーオートミール

粉砕には、ハンドブレンダーか、よめっこさんという粉砕力のあるミルサーを使用します。
こちらの製造元の山本電気さんはモーターメーカーなので、非常にしっかりとした製品造りをされているザ★日本のメーカーです。ですので使用感はとっても安定感があります。コンパクトなトコロとオススメと聞いて購入、硬い米の粉砕力は合格点◎(生米もOK)。

しかし、洗う際のお手入れが少々面倒です。米を米粉にするために粉砕するなら、浸水してからミキサーに付属のミルサーでもよいかもしれません。

今回リサーチしていたらジューサータイプも新登場していました。コンパクトで粉砕力を求めるのでしたら良いですね!

リサーチしていたらこんな可愛らしいフードプロセッサーも発見‼

オートミールには
ロールドオーツといって、一般的なつぶれた形のオートミールは、牛乳か豆乳に浸して、フルーツと一緒に食べますが、私は苦手なので、お茶漬けっぽくするか、粉砕して、お菓子の材料にします。


スチールカットオーツは、潰さずに形が米のようなので、こちらのほうがオートよりべチャつかなくて食べやすいです。米を炊くときに押し麦代わりに入れる時もあります。→2021年には、iHerbでは以前はロールドオーツと同価格位だったのが、倍くらいに値上がっているので、最近は使用していません。

こちらのオーガニックオートミールは、お買い得です。

押し麦・丸麦
は糖質減らしのために白米に入れて炊きます。糖質が大幅に減るわけではないのですが、食物繊維、糖の吸収が緩やかになる、ビタミンB1が豊富という役割として取り入れて食べています。
わかりやすい大麦情報1大麦情報2大麦情報3

雑穀 
食物繊維、ビタミン、ミネラル、アミノ酸など栄養成分が豊富。なコトからアトピー米に混ぜて食べます。あわ・ひえも米と一緒に炊いたり、おかずとして美味しく加工するのがよいのですが、私はまだ使いこなせていません。

高きびも、炊いて小分けにして冷凍しておくと、ひき肉の代用として料理できます。ハンバーグやミートソースなどです。こちらも上手に料理しないとボソボソしてイマイチなので、美味しく食べるには要勉強です。これから開拓しようと思います、今後、気が向いたらと思っています。

キヌア
も栄養が豊富でオススメ。食べやすいです。わかりやすい【参考】キヌア情報
キヌアは穀物ではなくほうれん草と同じアカザ科の植物なんですなのでヘルシーですよね。

鉄分・カルシウム・ミネラル豊富で、小さいのに女性にとって必要な栄養分がギュッと詰まっています。海外では、アレルギー症状の緩和に有効という結果が出ていて、スーパーフードとしても認知されています。

アトピーキヌア

米と炊いてもOKですし、単品で炊くのも簡単で、

 ①洗う(目の細かいザルや茶こしに上げる)

 ②1カップ+倍量の水で強火(フタなし)


 ③水が少なくなったら弱火にして、水がなくなったら火を止め5分蒸らす

夜ご飯、米を食べたくない時など帰宅してからあっという間に炊けて便利。お腹にもたれないですし。米と比較して、カロリー+糖質は同じなのですが、GI値が1/3ほどで、糖質の吸収率が低いのです。

他にも・チョップドサラダに混ぜる。
キヌアアボカド+オリーブオイル+醤油をまぜまぜする。←だけでも美味しくて好きです。

チョップドサラダ

無農薬のキヌアは、比べたらやはり国内通販よりiHerbで買うのが断然お得。

キヌア

Bob’s Red Mill, オーガニック全粒キヌア、グルテンフリー、737g(26oz)

やはりサイトで比べるとiHerbが質・値段ともに、買いやすいんですよね。 1,400円位

iHerbコード_NUC546

くず(本葛)
は血行促進効果があり体を温めるコト、整腸作用があるので常備しています。冬は、煮りんご+葛+お水で練った葛煉りは、腹持ちし、体も温まるのでオススメです。
アトピーさんの食材としてもおすすめです。

ココナッツフレーク(フラワー)
食物繊維、低糖質などから、私は焼き菓子の材料に混ぜて使用します。ヘルシーになるしカサ増し的に使用しています。【参考】ココナッツ専門店の詳しい説明

ココナッツイメージ
このくらいの細かさの、フレークです

豆類

アトピーのひどい時は、どうしても動物性たんぱく質は避けるので、豆類はその代わりのタンパク質として、飽きないように様々な豆を取り入れて食べます。その中でもこちらをよく食べます。

小豆
畑のダイヤと聞いてから(黒豆もとてもいいです。とナチュハイの松田先生)常備しています。米に必ず入れて炊き毎日食べています。【参考】アトピーに良い小豆の記事

腎機能の改善(腎臓の炎症を抑え、むくみを取り除くなど)=解毒機能サポート

・豆類の中で一番ポリフェノールが多い

・あんこは、デーツ(レーズンだと少し酸味が出るので)やメープルシロップで甘みつけして作っています。ココナッツシュガーも、他の糖類に比べGI値が1/3で血糖値が上がりづらく、ミネラルも豊富なので、コチラも比較的オススメです。(→砂糖の代替品のところで説明します)

ひよこ豆
は、遺伝子組み換えがほとんど行われていない豆として、安心して使える食材です。イモや肉代わりに料理に使用します。スープや、パスタソース、カレーなど何でもOK、

ホクホクするくらい煮ると美味しいです。最近はフムス(豆をペースト状にし味付けしたディップみたいなもの)や、粉砕してクレープ状に焼き、具材を撒いてラップ代わりにして食べるのもよくみかけますね。

豆は発芽するとパワー倍増します!

豆や、タネ類は浸水させると、発芽しますが、生命が生まれる時のエネルギーが出てくるので、より一層食べ物にパワーと栄養がみなぎります。ですので、発芽させてから食べるほうがより体によい栄養として摂取できるのですが、1つ注意点があります。

この芽生えのタイミングでは、動物や昆虫に食まれないように毒素も微量ながら発生します。豆は煮て食べるのでよいのですが、ブロッコリースプラウトのように新芽を生で食べる時は、1日に片手に乗るくらいの量を食べるのが適量です。


【参考】スプラウトのアルカノイド(毒性)について

ナッツ類

ナッツ類は、ローフード講座では、ローストしているものは、火が通っていて脂が酸化しているのであまり良くないと習います。食べ方としては、「生のナッツ(アーモンドやくるみなど)を浸水させて酵素抑制物質を中和し消化しやすいようにして食べる。」です。

【参考】詳しいローフードシェフマリコさんのブログ。それをデーツや、生のカカオパウダーとブレンダーし、固めてスイーツとして食べたりします。

【参考】ローチョコボールのレシピbyヨシエさん

nuts

とても、満足感があり、体に優しいおやつとして私も食べていました。
美味しいのですが一般的ではないですよね? 

私は、このロースイーツ習いたての頃、手間ひまかけてこのようなロースイーツを作っていましたが、最近は以前ほど甘いものが食べてくなくなったので、手軽に食べられるおやつとして、ローストしたナッツを10個未満程度食べています。簡単便利でよいのではと思っています。
(少量なので)買う時は、ナッツ専門店などから買うほうが、ローストしていても比較的新鮮なナッツが買えそうです。私は上野のナッツ専門店小島屋さんで買います。

コレは、ナッツがアトピーに影響すると思われる人もいらっしゃると思うのでご自身の体調と相談して、試してくださいね。私は、顔が赤くなったり調子が悪い時以外は、たまに食べています。

ただ、ナッツ類の中でもピーナッツは飽和脂肪酸が多いのでできるだけアトピーの場合は食べないほうが良いようです。

調理機器

電子レンジIHコンロ
は使用しないほうが良いと聞きます。

電磁波での調理は、食べ物のタンパク質や細胞を変性させてしまい、食物の酵素が破壊されるなどの理由から、なにかと敏感なアレルギー体質としては、避けています。食養の知識のある方は使用していない方が多いようです。( 【参考】 電子レンジ使わないほうがよい説1、こちらも説明2)

もちろん便利ですし、電子レンジで調理したおかずも、フツーに美味しいですが私はなんとなく、食材が死んでしまっている気がして、体の栄養になっている気がしないので、できるだけ、手間がかかっても、焼く・蒸す・煮る調理をします。

アルミ鍋、テフロン
も使用しません。微量に溶け出す化学分質がやはり、体には良くない影響があると思うからです。
貧血予防のために鉄のフライパンや鉄瓶でお湯を沸かすと、鉄が摂取できて貧血予防になると言いますよね。同じように、体に有害な物質が溶け出して、知らない間に蓄積しているのではないかと感じるからです。

ステンレス鍋も色々ありますがオススメ鍋を1つご紹介します宮崎製作所の鍋
  • ステンレス性の実家で20年位使用している、重ねられる十得鍋です。ザ☆日本製です。地味に良いです。
  • シンプル(鍋の接合部分がないので洗いやすい)
  • 重ねて収納
  • ご飯も炊ける、ケーキも焼ける(ケーキは要オーブンシート)
  • 省エネ(熱効率がよく、弱火で短時間料理可能)

ショッピングサイトでは、メーカ価格よりおトクに買えそうです。

ちなみに、ドイツのフィスラーの鍋も良いステンレス鍋ですが、フタや両手つきの鍋の持ち手部分も熱がそのまま伝わっており、うっかり素手で触ると熱くてやけどするのが要注意でした。(シリーズによっても違うのか、取っ手は熱くないものと油断して素手で掴んでしまい熱かった~。日本製の他の鍋はフタや鍋の取っ手が熱くならないもので。。。)

という事で、素材も大事、調理機器にも少~し意識を向けてると良いと思います。
それでは、次回、|調味料|スパイス|砂糖の代用で選んでいるもの|お茶|に続きます。
ココまで、お読み頂きありがとうございました。

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